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『聖女』

『聖女 プラクセデス 』

2世紀のローマの聖人がキリスト教に殉じた殉教者を看取る場面。
プラクセデスがスポンジから水差しに血を絞って集めているところが描かれてています。
向かって左奥に首から切断された殉教者の姿が描かれています。
また、右奥に描かれているのは彼女の姉妹聖女プデンティアナと考えられています。



この作品はフェルメール自身によるオリジナルの作品ではありません。
イタリアの画家フェリーチェ・フィケレッリ(フィケレリ)(1605-1669)の同名の作品の模写です。



かなり忠実な模写ですが、一箇所だけ決定的に違う部分があります。
フィケレリの作品の画像が白黒なので ちょっと分かりにくいかとは思いますが聖女の手元に注目してください。

フェリーチェ・フィケレッリ(フィケレリ)の作品では、 プラクセデスの手には殉教者の血を吸ったスポンジしか描かれていませんが、 フェルメールの作品にはスポンジに加えて十字架が描き加えられています。

スポンジに染込んだ殉教者の血とキリストを象徴する十字架が一体となって描かれることにより その宗教的で秘蹟的な雰囲気が増しているように感じさせます。

この絵はフェルメールの作品の中では最も最近発見されたもので1969年にフェルメールの作品と認められたも のです。 (オークションで落札された絵を除いては・・・)
ただし、疑念を持っている研究家の方も多くいます。
小林頼子氏もフェルメールの作品とは認めていません。



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